「企業のお医者さん」
私がこの言葉に出会ったのは、14歳の時でした。村上龍さんの著書「14歳のハローワーク」を読んでいた時に、ふと、目に止まったんです。元々、私には小学生の時に医師を目指していた時期がありました。理由は、医師は人の命を守ることができるから。ですが、血が苦手ということで早々に断念。そんな時に、中小企業診断士は企業のお医者さんであるというフレーズは私の心に深く届きました。確かに、企業を助けることができたら、多くの人の命も間接的に助けられるかもしれない。
それから10年以上経ってから、MBAを取りたいと相談した方に中小企業診断士の資格取得を勧められました。その名前を忘れていた私でしたが、当時の本の記憶が蘇ってきました。
そして、無事に資格取得後に、改めて思います。企業のお医者さん、っていいなと。
よく世間では、中小企業診断士は食えない資格と言われているようですが、実体験を通して、決してそうではないと言えます。むしろ、この資格を使い倒せずに食べられない人は何をしても食べられないのではないかと。それくらい価値があります。
ですので、企業内診断士をされている診断士のみなさん、ぜひ諦めないでほしいんです。今の仕事に活かすということもできるでしょうし、転職や独立開業もできると思います。
ただ、独立開業をしていない場合、更新要件である、実務従事のポイント獲得がネックという問題もあります。私は企業内診断士の方が「いつでも、意味のある実務従事を、スマート」に受けられる環境をつくり、一人でも多くの方が企業のお医者さんとして、世の中の役に立てる道を広げられたらと考えています。

